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カナヘビ飼育始めました~初めての爬虫類~

カナヘビ飼育(暫定)アイキャッチ

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どうもです。

ここでは、急遽カナヘビを我が家へ迎え入れることになった際の飼育環境準備あたりを書いてみたいと思います。
小さいお子さんをお持ちのご家庭ならばきっと発生する事象ではなかろうか・・・・

こちらで紹介するのはあくまで初期・応急的な環境であり、この環境で長期間お世話するのはおそらくカナヘビにとってはあまり良ろしくないと思います。
ですので、環境を整備するまでの暫定的な位置づけとしてご覧ください。


ちなみにここで紹介した設備(という程のものではないですが)は1~2週間くらいで次の設備に移行しました。少し準備期間に余裕がある方はこちらを読んでいただいた方が良いと思います。

カナヘビの飼育~初心者がカナヘビを飼う~
〇当サイトはリンク先に広告を含みます どうもです。僕が急遽カナヘビを飼い始めてから2週間くらい経ったところで、飼育環境を少しグレードアップしましたので、それについて書きたいと思います。グレードアップしたといっても今までのがヤッツケだっただけ...
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カナヘビを迎える(我が家の事象)


10月某日、自宅の玄関先で4歳の娘と草取りをしながらダンゴムシを探したりして遊んでいたところ、僕の持っていたスコップにチョロチョロチョロっと小さなトカゲらしき生き物が昇ってきました。

ほんと小さくて、体調は頭の先からしっぽの先まで7cmくらいだったかな・・・
しっぽがとても長くて、体が短いので余計に小さく見えました。

そして4歳娘は興味深々で、僕も爬虫類は初めてだったのでそのまま飼ってみることになりました。

カナヘビの飼育に必要なもの(暫定版)

下の画像は初期段階の環境となります。(カナヘビは右の方に映ってます)
まだカナヘビの飼育についてほとんどわからない状態のまま、とりあえず捕獲した所付近の環境をそのまま持ってきた形です。

カナヘビの飼育初期

我が家はこの状態で約3日、そしてこの環境プラス「ヒーター」を設置して約3日を過ごしました。
応急的な環境としてご紹介したいと思います。

<準備したもの>
・飼育用プラケース
・捕獲した付近の土&草&コケ
・枯れ葉や木など隠れるところ
・水入れ
・霧吹き
・ヒーター(秋・冬)
・小さい虫(エサ用)
・日光浴

順番にご説明します。

飼育用プラケース

小さいお子様がいらっしゃる家庭であれば必ず存在するであろう、プラケースです。
我が家ではダイソーで売っている300円のやつを使っていました。
無い方は、衣装ケースやその他プラケースでも構わないと思います。

・プラやガラスで出来たスベスベした箱であればOK
・数日という限定であれば20cmx20cmくらいでも大丈夫

カナヘビ、トカゲはツルツルの壁は昇ることが出来ませんので、フタは無くても大丈夫です。

捕獲した付近の土&草&コケ

書いてあるとおりです(笑)
何も準備がない段階では、とにかく捕獲した付近の環境を再現するのが最善だと思います。

ちなみに、外にある土などは雑菌やダニが住んでいる可能性が高く、それをそのまま飼育環境に持ち込むのは、カナヘビにとって悪い影響があるようです。
でも、「急遽開始されたカナヘビ飼育」において準備期間などありませんよね。その場合は、採取した土をジップロックなどに入れて電子レンジで加熱すると、殺菌できて良いみたいです。

僕はその方法を知らない状態だったため、採取した土をそのままプラケースに投入して対応しました。
幸いカナヘビは今も元気に過ごしています。

庭で採取した土や石や木などは、袋に入れて電子レンジでしっかり加熱殺菌すると良いみたい

飼育環境を整える時間がある場合

カナヘビを迎えた時間がまだホームセンターなどが開いている時間帯の場合、庭の土を採取せずに赤玉土や日向土などを買ってきてプラケースなどに敷くと良いと思います。
採取したものよりも衛生的で安全です。

日向土というのは”軽石”です。
僕は最初こそ採取した土を使いましたが、そのあとは日向土を使用しています。

枯れ葉や木など隠れるところ

これは採取したものでも、家にあるものでも良いと思います。
カナヘビが隠れる・落ち着ける場所を作ってあげればそれでヨシです。

僕はアクアリウムで使っていた小さい流木を入れていたんですが、全然意味なかったですね(笑)
カナヘビは土の隙間に潜って寝ていましたから・・・

水入れ

カナヘビにも個体差というか性格もあるようで、「貯められている水は飲まない」とかもあるらしいので、必須かというと微妙ですが、あるに越したことはないと思います。

カナヘビが落ちてもおぼれないくらいの大きさのものを準備しましょう。
僕はペットボトルのフタを裏返して使っていましたが、ペットボトルのフタは小さな突起が多数あり、カナヘビが傷つきそうだったのですぐにやめました。

小さいお皿や尖っていないキャップなどがあればそれで良いと思います。

霧吹き

プラケース内の湿度をキープするための霧吹きです。
これも正直必須かというと良く分かりません。
色々なサイトを見ても「カナヘビは乾燥を好む」とか「カナヘビはある程度湿度が必要」とか混在しています。
しかし、日本の気候やカナヘビを採取した場所等を考えるとある程度の湿度は有った方がよいかなと。

あと霧吹きをするときは、ケースの壁に向かってすると良いようです。
壁をしたたる水滴をカナヘビが気づいてペロッと水分補給します。

霧吹きのやりすぎには注意しましょう。時期や環境によってはカビが生えて、劣悪環境になっていまいます。

ヒーター(秋・冬)

カナヘビの適温は25℃前後のようです。そして気温が下がってくるとカナヘビは冬眠に入ります。
室内飼育でも暖房の無い部屋では15℃を切る場合も出てきてカナヘビも冬眠体勢に入ります。
しかし、僕は飼育環境下での冬眠は避けた方が良いと思っています。特に初心者は冬眠させずに暖かい環境をキープした方が安全だと思います。

そのため、ヒーターが必要になります。
僕は飼育初日にヒーターを手配して、3日目あたりからヒーターを設置しました。
僕は設置したのは「ピタリ適温」という商品です。

特に設定など必要なく、コンセントにさしてプラケースの下に敷くだけでOKの優れものです。
飼育ケースの下からポカポカと温める形になりますが、ケース全体よりは半分以下を温める形にすると良いと思います(カナヘビが自分で適温の場所に移動できるため)

なのでサイズは小さいもので問題ありません。

この「ピタリ適温」という商品はガラス水槽のような底面が平坦なものの下には直接設置できません。僕はプラケースの後にガラス水槽に移行しましたが、その際もピタリ適温を設置しておりますのでその方法をこちらで紹介しています。とっても簡単ですよ。

ガラス水槽にピタリ適温を設置する方法~カナヘビ飼育~
〇当サイトはリンク先に広告を含みます どうもです。ここでは「ピタリ適温」というなんとも便利な底面ヒーターをアクアリウム用などのガラス水槽に設置する方法をご紹介します。ピタリ適温を買ったのに家にあるガラス水槽には上手く設置できない!とお困りの...

・気温が25℃を下回る季節はヒーターを設置しましょう
・ケース全体ではなく、一部分だけ温めるようにしましょう
・ヒーターを入手するまでは、ホッカイロなどで暖を取りましょう(熱しすぎ注意!)

小さい虫(エサ用)

カナヘビを飼育する上で一番困るのがエサです。
少なくとも僕はエサが一番大変だと思っています。
初期はとにかく子供と公園に行って小さいバッタなどの昆虫や、ワラジムシを取ってきてあげていました。
個体差もありますが、生餌でないとなかなか食べてくれないことが多いようです。
少なくとも我が家のカナヘビは動いているものしか捕食していません。

毎回公園に取りに行くのも大変だし、季節によってはほとんど取れないし、カナヘビのサイズが小さければ小さい虫しか上げられないし・・・・・

ということでここはオンラインショッピングにも頼ります。
僕は「チャーム」というお店でイエコオロギという生餌を買っています。
チャームさんは品質も安定していて、死着(届いた時点で死んでいること)も今までありません。

ちなみに小さいカナヘビだとSSサイズがベストだと思います。

あと、こればっかりだと栄養が偏るみたいなので、こちらのカルシウム+ビタミンを振りかけてあげています。

与え方としては、カルシウム+ビタミンを蓋つきの容器に少しだして、その中に数匹のコオロギを投入して振ってまぶします。そうするとコオロギに満遍なく付着するし、コオロギの動きも少し鈍ってカナヘビベビーも食べやすくなります。

・エサは基本的に生餌
・採取が大変だったらネットショップで
・幼少カナヘビにはコオロギSSサイズ

日光浴

日光浴はモノではありませんが、カナヘビにとって重要な事のようです。
人間も日光浴によってビタミンなんとかを生成していますが、カナヘビも同様に紫外線を浴びる必要があります。なので、可能であれば毎日数十分の日光浴をさせましょう。

ただし日光浴の際は常にそばで日当たりや温度を確認して、熱のせいでカナヘビが死んでしまわないように注意が必要です。

僕はライトを購入するまでは、朝の出勤前に少しだけ日光浴をさせていました。
それも3分くらい(泣)
天気が悪い日や、時間がなく日光浴させてあげられない日もありました。
約5日間ほどこういう状態でしたが、特別体調が悪そうな様子は有りませんでしたので、短期間であればこの環境でも大丈夫そうです。

それ以降は注文したライトが届きましたので、日光浴はさせずに飼育しています。
Mycron(マイクロン)というシリーズはライトがとてもコンパクトで僕は気に入っています。

メインは保温・バスキングのためのライトで、紫外線は気持ち程度のようです。
また、28Wと53Wがありますが、飼育ケージサイズを考慮して我が家は28Wタイプです。
今のところ特に問題はなさそうです。

・カナヘビには紫外線が必須
・専用ライトがないうちは、軽く日光浴をさせる。ただし、その場合はつきっきりで見てあげる事。

まとめ

以上、急遽カナヘビを買うことになってしまった場合の準備などを書いてみました。
最初はここに書いたチープかつ劣悪?な環境でカナヘビを飼育していましたが、今は少しだけ環境が整いまして、幸いカナヘビも順調に成長しております。

僕は今まで爬虫類を飼育したことがありませんでした。
特に嫌いでもなく、好きでもなく。
でもいざ間近でカナヘビの仕草や様子を見ると、なんと愛らしい生き物なんでしょう!
すっかり虜になってしまいました。

カナヘビ飼育初心者の僕の記事ですが、同じような境遇の方に少しでも役に立ててれば嬉しいな~。

以上です。








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