スポンサーリンク

100均で作るコオロギ産卵床 おすすめ爆殖

〇当サイトはリンク先に広告を含みます

どうもです。

ヨーロッパイエコオロギを自家繁殖するにあたって、僕が使っている産卵床の紹介をしたいと思います。

清潔・楽ちん・バンバン孵化!
というテーマでお送りします~。

こちらで紹介する方法ですが、副業として繁殖するためでなくとも僕的には結構おすすめなので是非トライしていただきたいです!

こおろぎの養殖・繁殖でお小遣い稼ぎを考えている方は、最初にこちらを読んでもらえるとイメージ付きやすいと思いますよ。


てことで産卵床、いってみましょう!

スポンサーリンク

コオロギの産卵床の種類

まずは基本的なところで、産卵床の素材を何にするか?
というところから。

産卵床の素材は、僕はヤシガラを断然おすすめします。

ちなみに、今までいくつか試してみました。

<試した産卵床の素材>
・ティッシュ
・トイレットペーパー
・キッチンペーパー
・バーミキュライト
・ヤシガラ

それぞれのメリット、デメリットを簡単に書いていきますのでご参考に!

ティッシュを産卵床として使う

<メリット>
・どこにでもある

<デメリット>
・湿り具合が見た目でわかりにくい
・孵化率が低い(気がする)
・見た目がなんか嫌(個人的)

素材として身近で、どの家庭にも常備されているのでわざわざ調達する必要がないのが良いですね。
デメリットの「見た目がなんか嫌」というのは完全に好みの問題です(コオロギが産卵した後の汚れや卵との色合いがどうも好きになれず・・・・)

トイレットペーパー を産卵床として使う

<メリット>
・どこにでもある

<デメリット>
・湿り具合が見た目でわかりにくい
・孵化率が低い(気がする)
・見た目がなんかすごく嫌(個人的)

ティッシュと同じです。
デメリットの「見た目」の部分はティッシュよりも苦手です。トイレットペーパーは水に溶けやすい分、ぐちゃぐちゃになるんですよね・・・(完全主観ですみません)

キッチンペーパー を産卵床として使う

<メリット>
・だいたいある

<デメリット>
・湿り具合が見た目でわかりにくい
・孵化率が低い(気がする)

こちらもティッシュやトイレットペーパーと近いものがありますが、見た目はまぁマシです(主観)
ただ、ペーパーに厚みがあるせいで孵化後にピンヘッドが脱出できないのか、孵化率がティッシュやトイレットペーパーよりもさらに低い印象です。

バーミキュライト を産卵床として使う

<メリット>
・保水性がよい
・滅菌されていて清潔

<デメリット>
・湿り具合が見た目でわかりにくい

これは前出のペーパー類より孵化率が良いと思います。
ただ、僕は1ヵ月使用して辞めました。

保水性がとてもいいんですが、デメリットで「湿り具合が見た目でわかりにくい」というのの相乗効果で返って湿らせすぎることが多々ありました。
表面は一見乾いているんですが、中の方はしっかり保水していたりします。

これ自体はコオロギの卵にとって悪いことではないと思うんですが、あいつが湧くんですよ・・・・
バエが!!


深部がしっかり保湿していて、表面が乾いている環境というのはコバエが成長する上でも最高の環境だと思います。
これがコバエの繁殖を助長しているようで、僕はバーミキュライトの使用をやめました!
うまく使えば良い素材だとは思うんですけどね、僕にはちょっと合ってなかったみたいです。

もしもコバエが発生してしまったら・・・・
コバエホイホイの自作を紹介しているので参考にしてください。
市販品より断然効果あると思いますよ!

コバエ対策アイテムは100均で調達せよ!
〇当サイトはリンク先に広告を含みますどうもです。爬虫類、両生類などでコオロギを繁殖している人、またはコオロギ繁殖を副業としている人ならば一度は経験あるであろう、コバエの発生。僕も例にもれず経験済みです。こちらでは憎きコバエを退治するための簡...


ヤシガラ を産卵床として使う

<メリット>
・清潔
・保水性がそこそこ
・湿り具合が見た目でわかりやすい

<デメリット>
・散らかる
・子コオロギが中に潜る

僕が使用している産卵床素材は現在はヤシガラのみです。
ヤシガラはホームセンターでも売っていますし、最近は100均でも手に入ります。
そして、乾燥していると茶色ですが水を含むとこげ茶色になるので見た目に分かりやすいです。


メリットで「保水性がそこそこ」と書きましたが、水を追加しなければあっという間に乾燥していきますが、これが僕にとっては使いやすかったです。
変にずっと保水しているとコバエの産卵床になってしまいます。


デメリットの「散らかる」は、あきらめています。

ヤシガラという自然のものを使っている以上、繊維も含まれています。
別のケースに移す場合などにそれが「ピンッ」となってヤシガラがちょびっとこぼれます・・・・
ほんといつの間にかこぼれてます。
まぁいいですけど。


そういえば、コオロギってヤシガラ食べるんですかね?

子コオロギは良く潜ります。親コオロギも潜ります。
一度、コオロギが潜った状態で放置して、水だけヤシガラに追加して様子を見ていたんですよ。
(僕の産卵床システム?は一度コオロギが潜るとなかなか出られない構造になっています。後ほど説明します)
そしたら1週間たっても潜ったコオロギは死なないし、ヤシガラが徐々に減っているような気がするんですよね。。。
これは正確に検証したわけではないので不確かですが。

すみません。ちょっと脱線してしまいましたが、僕のおすすめはヤシガラです!

僕的産卵床システム?の紹介

コオロギの産卵床を入れるケース

産卵床はヤシガラに決定していますが、その素材をどういうふうに親コオロギがいるスペースに設置するかが問題です。

僕は100均の小型タッパーを利用しています。

正直ケースなんてなんでも良いですが、できれば密閉できる構造で半透明のものが理想です。
半透明だと孵化状況が分かりやすいですし、後述するコバエの対策もしやすいです。

なお、サイズは好みになりますが、後々の管理のしやすさから僕はサイズ的に小ぶりなものを選んでいます。

これにそのままヤシガラを入れるんですが、フタに人手間かけてます。
それがこちら↓

最初の画像のフタに、黒い網が付いているのが分かると思います。
コレ!お勧めですよ!
真似してもいいですよ!
って誰か先駆者がいるのかな・・・・

最初は100均ケースの底部分にヤシガラを入れて、そのまま親コオロギの居るところに置いていたんですが、ヤシガラが散乱するわ、親コオロギが潜るわ、もう大変です・・・・
なので、親コオロギが潜れないようにメッシュ状にしています。
これにして以来、親コオロギが潜ることはありませんからヤシガラが散乱することもなく、とても管理しやすくなりました!

ケースにヤシガラを詰めて、しっかり水分をかけます。
その後、このフタを取り付けて親コオロギのスペースに置いておけばOKです。
簡単ですね~。

あ、ケース底部分などの外側面には一応カッターなので傷をつけておいた方が良さそうです。
親コオロギがのぼりやすくなります。
(小さくて低いケースなので親コオロギサイズであれば登れないことはないですが、傷があることで容易に登っていきます)

コオロギ産卵床ケースの作り方

一応、上で紹介したフタの作り方を説明しますね。

100均で「鉢底ネット」なるものを仕入れます。

ケースのフタに収まるサイズにカットします。

ケースのフタを先にカットしたネットより少し小さめに穴をあけます。
(カッターでもちょっと力を入れれば簡単に切れます)

あとはホットボンドでモリモリ固定すれば完成です。
簡単ですね!

↑裏から見るとこんな感じ。

コオロギが産卵した後

僕的産卵床システムを親コオロギのスペースに置いておくと、即効で産卵しに来ます。
およそ2~3日くらいしたら取り出します。

あまり長期間置いておくと、孵化タイミングもズレてきますので結果的にコオロギのサイズ管理が面倒になります。

取り出して、表面が乾いてそうだったら少し霧吹きをして、元の加工していないフタを取り付けて保管します。
完全密閉していても問題ない印象です。

あとは20℃以上になるようなところに1週間くらい置いておけば、わんさか子コオロギが孵化すると思います。
その後の管理はまた別の機会に紹介したいと思います。

あ、あと一回役目を終えたケースはこちらでも紹介している電解次亜水生成器で拭いています。
簡単に臭いが取れて清潔な感じがしますよ!

コオロギ飼育ケースの掃除・臭いを取るアイテム
〇当サイトはリンク先に広告を含みますどうもです。コオロギの飼育ケース・・・・クサイですよね?!いきなりすみません。爬虫類、両生類など飼育されている方は生餌としてコオロギをキープされている方も多いと思います。もちろん我が家もです。そのケースが...


【番外①】コバエが発生している場合のヤシガラ管理

僕は産卵床にヤシガラを使っていると紹介しました。
そしてヤシガラは100均から調達しています。

僕が愛用しているのはこういう形でヤシガラが圧縮乾燥されたものです。
ヤシガラが円筒形になっていて、5個くらい入っています。

圧縮乾燥されていますので、使用するために水につけて湿らせて戻すんですが、もしコバエが発生している環境に水で戻したヤシガラを放置していると当然コバエが卵を産みます。

それを防止するため、僕はこの容器内でヤシガラを水で戻しています。


ちょっとわかりづらいですが、これまた円筒形のプラスチック容器です。
フタが付いていて、回して締めるタイプです。

この容器の中にヤシガラと水を入れて戻して、使わない時はフタを締めて密閉しています。
幸い今までこちらからコバエが発生したことは有りません。
密閉されているので当然といえば当然なんですが・・・・・

【番外②】コバエに卵を産み付けられたら!

憎きコバエ・・・・
一度湧いてしまうと根絶するのは至難の業です。
このコオロギの産卵床にも卵を産み付けます(泣)

僕は回収した産卵床ケースを暖かくてかつ暗い場所に保管しています。
暗い場所に保管していると、コバエの卵から孵化した幼虫(ウジですね・・)がヤシガラの上層に出てきます。
(気持ち悪いので画像は省略です)

定期的にこのケースを見て、幼虫が上がってきていたらピンセットで捕獲しています。
(そういった意味でも半透明ケースは使いやすいです)
この作業は非常に面倒ですが、これをやっておくと大量増殖は避けられると思います。

まとめ

以上、僕が使っているコオロギ産卵床&ケースを紹介しました。
個人的には結構おすすめなので一度やってみてほしいなと思います。

以上です。

タイトルとURLをコピーしました