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どうもです。
カナヘビやカエルなどの爬虫類のメイン食としてポピュラーなヨーロッパイエコオロギ。
毎回お店に出向いたり、ネットで購入したりが面倒になって自家繁殖!という流れもアリだと思いますが、自家繁殖し始めると割と早い段階で問題にぶち当たります。
増えすぎて自家消化できない問題
その場合は、
ネットのフリマやオークションなどで手軽に販売しましょう!
ということでこちらの記事でコオロギの繁殖から販売までを書いてみました。
ただ、ここでは発送方法は詳しく書いていなかったので、こちらの記事では、
コオロギを発送する方法・梱包の方法
を書きたいと思います。
コオロギを売りたいけどどうやって発送すればいいの?
と疑問に思っている方の参考になるとおもいます。
※ここではネコポスのようなポスト投函タイプでの発送をメインで書いています。
(大きい段ボールでも基本は同じだと思うので参考にはなると思います)
コオロギを発送する準備をする
ここからは発送に必要なものなどの準備を書いていきます。
ご自分のやりたい方法と照らし合わせてみて、参考にしてみてください。
郵便と宅配便どちらがいい?
発送する手段としては、郵送か宅配便になると思います。
まぁどちらも似たようなものだと思うので、ご自宅から営業所が近い方で選んだ方が良いでしょう。
僕はヤマト運輸の営業所が近いのでそちらを使っていました。
近い方がいい理由としては単純に「発送するための移動時間が短い方がいいから」です。
これは、自分にとっても時間が短くて楽だし、何といってもコオロギの負担も幾分かはマシになります。
ただし別の要因として、営業所の人の対応が悪いなど気になる点がある場合はその限りではありません。
どのサイズで発送すればよい?
さて、郵送と宅配便ですが、どちらも類似したサービスがある中で大きく分けると2つの発送方法になると思います。
<主なサービス内容>
①:荷物の追跡、時間指定などができて面着で直接受け取りができるもの
②:追跡ができずポストに投函されるもの
①は昔ながらの通常の宅配便、郵便ですね。
②はヤマト運輸ではネコポス、郵便局ではクリックポストという名前のサービスです。
コオロギの発送の場合どちらが適しているかというと、発送するコオロギのサイズ・数量によると思います。
元も子もないこと言ってすみません・・・・
一度に成虫クラスのサイズを200匹とか発送する場合は、もう宅配便(通常の段ボール)にした方が無難だと思います。
逆に、成虫クラスでも20匹とか、小さいサイズがメインの場合は②のポスト投函タイプでも良いと思います。
ちなみに僕の場合は、ポスト投函のネコポスを利用していました。
・発送するのはピンヘッドから1cmくらいのサイズがメイン
・数量が少ないので大きい箱じゃなくていい
・とにかく安く提供したい
という理由からです。
もちろん数量が少なくても大きめの箱で追跡もある荷物の方が安心感はあります。
が、当然送料も高くなります。
僕は「少数の爬虫類を飼育していて、少ない数のコオロギをちょくちょく飼いたい人」をターゲットにしていました。
なのでコストはできるだけ抑える必要があったのでネコポスにしたんですね~。
ちなみに、ネコポス、クリックポストのサイズは以下です。
<ネコポス>
31.2cm以内 ×22.8cm以内 × 3cm以内
<クリックポスト>
25cm以内 × 34cm以内 × 3cm以内
重さも規定がありますが、コオロギを発送するにあたっては気にする必要はないです。
また、最小サイズも規定ありますが、あまり気にする必要はありません。
(段ボールを購入する際は、これらに対応したものを購入すればまず大丈夫!)
※もしかしたら変更が入っているかもしれないので、
実際に発送される前には一応ホームページなどで確認された方がいいですよ!
コオロギを発送するために必要なもの
ここからはコオロギ梱包の詳細になりますが、その前に必要なものを書いていきますね。
<発送に必要なもの・用意するもの>
・段ボール
・チャックつきの袋
・針(押しピン)
・トイレットペーパー
・マスキングテープ
・セロハンテープ
・保温・保冷剤
ではそれぞれ見ていきましょう!
段ボール
必要です!当たり前ですが・・・
ポスト投函にしろ、宅配便にしろ、専用の新品の段ボールを準備した方がいいと思います。
使い古しの段ボールだと、変形しやすかったりして最悪の場合コオロギもろともペシャンコになったりして・・・
まぁそんなことはまず無いと思いますけど、念のため!
最初のうちは近所のホームセンターや100均などで調達するのがベターだと思います。
ただ、軌道に乗ってくるとあっという間に無くなっていくので、そういう時は専門業者で購入しましょう!
なんたって安いです。
僕がいつも利用しているのはダンボールワンというサイトです。↓
売れ始めると1週間で20箱とか消費してしまいますからね。
チャックつきの袋
コオロギを入れるために使います。
段ボールに直接コオロギをぶちこむツワモノも居るみたいですが、絶対にやめましょうw
割と成長したコオロギだと段ボールもガジガジ噛んで脱走する可能性があります。
もちろんチャックつきの袋も噛んで穴をあける場合もありますが、2段階の防壁になるので脱走の可能性も半分になります。
それに、受け取った方も2段階の梱包の方がだんぜん開けやすいと思うんですよね。
※ネコポスサイズの薄い段ボールで発送することを想定しています。
もう少し大きい箱で発送する場合はプリンカップなどで梱包するとさらに安心感UPでよろしいかと思いますよ。
僕はネコポスサイズでも使えそうなプラケースをさんざん探しましたが見つかりませんでした・・・
針(押しピン)
チャック付き袋や段ボール箱に空気取り入れ用の穴をあけるときに使います。
裁縫用の針ではちょっと細すぎるので、押しピンのような少し太めの針が良いと思います。
段ボールに穴をあける場合はキリのようなしっかりしたものだと楽ですが、押しピンでも出来ないことはないです。
トイレットペーパー
チャックつきの袋の中にコオロギと一緒に入れます。
何も入れないとコオロギの足場がなく、つるつる滑るので体力消耗して☆になる確率が上がります。
僕はティッシュペーパー、キッチンペーパー、コピー用紙などいろいろ試しましたが、結局はトイレットペーパーが一番良かったと思います。
軽さ、柔らかさ、吸水性、安さのすべてにおいて優れていると思います。
マスキングテープ
チャックつきの袋を段ボールに固定するために使います。
これで固定しないと袋が段ボールの中で暴れるので、コオロギに負担がかかって☆になる確率が上がります。
セロハンテープでも悪くはないですが、開封するときにくっつきすぎてちょっと煩わしいです。
ほどよく固定できるマスキングテープが良いですね!
あ、できれば幅が広めのマスキングテープがベターです。その方が作業しやすいですよ。
セロハンテープ
段ボールを閉じるときに使います。
ガムテープでもOKですが、切ったりする作業が面倒なので無難にセロハンテープで。
これも幅が太めのテープの方が作業的におすすめです。
なお、貼ると透明になるテープ(名前がわかんない)はやめた方がいいです。
あれって少しの切れ目が入ると一気に裂けていきませんか?
営業所の方によっては、そのテープの上からセロハンテープを貼られます。
つまり、配送業者さんにとっても使用しないで欲しいテープということですね!
普通のセロハンテープ、またはガムテープにしましょう!
保温・保冷剤
保冷剤はアイスクリームとかケーキを買ったときによく見るやつ。
保温剤はホッカイロですね。
発送する時期によっては使った方がいいでしょう。
ただし保冷剤は意見が分かれるところでして、僕としては保冷剤は使わないようにしていました。
保冷剤って気温が高いところに置いておくと水滴がつきますよね。
保冷剤に水滴がついてしまうと段ボールが濡れます。
そして段ボール内の湿度がどんどん上がってしまいます。
コオロギは湿気をとても嫌いますので、僕は保冷剤を使うのを避けました。
真夏の暑さの方がまだマシと判断したわけです。
実際にコオロギを梱包する
ではでは上で紹介したものを使って梱包していきましょう。
段ボールを組み立てて穴をあける
だいたい段ボールは展開された状態で販売されていますので、これを組み立てます。
ポスト投函用の段ボールはこんな感じです。
特に工具は必要ないですが、段ボールの紙くずのようなゴミが結構でますよ。
できたら、段ボールの一部に針で穴をあけておきます。
通気性を良くするために、
段ボールの底面と側面にそれぞれ開けていた方が良いと思います。
チャックつきの袋に穴をあけて袋をのばす
袋にも針で穴をあけておきます。
ここはできるだけ多く開けた方がいいと思います。
そして袋を伸ばします。
袋の端などを指で引っ張って伸ばしていきます。
あまり強く伸ばすと破れるのでほどほどに。
写真だと少しふんわりしてるのが伝わると思います。
ですがこれはたぶん僕しかやってないですw
自分で販売する前に色んな方からコオロギを買っていましたが、誰もやってませんでした。。。
なので必須作業ではありません!!
効果も検証したわけではありませんし。
けど、やった方がコオロギの生存率が上がりそうな”気”がします。
正直面倒な作業ですけど、
特にピンヘッドなど小さいサイズのコオロギを梱包する時にはやってました。
自信がないので文字小さめで。。。
コオロギを袋に入れる
さて、やっとコオロギの投入です。
ここは特に気にせずザッと入れてしまいましょう!
あ、くれぐれも脱走には注意してください。
すばやく!慎重に!
ここは写真はなしで。
トイレットペーパーを入れる
トイレットペーパーをミシン目で切って、適度にクシュクシュにして袋に入れます。
袋がパンパンになるほどは入れないように、適度に。
ちなみにトイレットペーパーを入れるのはコオロギを入れた後にしましょう!
先にトイレットペーパーがある状態でコオロギを入れると、
トイレットペーパーを足場にしてコオロギがピョンピョン跳ねて脱走します。(経験済)
チャックを閉じて段ボールに貼り付ける
チャックがしっかり閉じていることを確認してから、段ボールにマスキングテープで貼りつけましょう。
その際に、袋が少し膨らむようにして貼り付けると、コオロギの動ける空間ができるので良いと思います。
袋がちょっとふっくらした状態で貼り付けてあるの伝わりますかね~?
あ、段ボールの穴はふさがない方が良いかなと思います。
気持ち程度の違いかもですけど。
写真はテープの貼り付けがあまいですが、実際はしっかり貼りましょう(汗)
段ボールをとじる
あとは段ボールを閉じるだけです。
お疲れさまでした!!
写真では一辺しか貼っていませんが、両サイドも貼り付けると確実ですね!
複数発送される場合は段ボールに目印を書いた方がいいですよ!
数量を表す数字、サイズを表すアルファベット、または発送番号の下〇ケタなど。
あとで中身が何かわからなくなると面倒なことになりますからね。
保温剤、保冷剤をつける
もし必要な場合は段ボールをとじる前に保温剤や保冷剤を付けます。
これらをつける場合はガムテープを使ってしっかり段ボールに貼り付けた方がいいと思います。
段ボールの中で外れて暴れて、コオロギが潰されちゃったなんてことになり兼ねませんからね!
ちなみにホッカイロを付ける場合はこれらに注意してください。
<ホッカイロを貼りつける場所>
・コオロギから一番遠いところ
・段ボールの通気孔に近いところ
・段ボールの通気孔をふさがない
ホッカイロが発熱するためには酸素が必要なので、通気孔の近くが良いです。
かといって完全に通気孔をふさぐとコオロギが窒息します。
あと、ホッカイロを丸めてつけると反応速度や発熱が鈍くなる印象です。
これでほどよく温まってくれると思います。
まとめ
以上、コオロギの梱包方法について書いてみました。
「袋をのばす」とか、正直それって必要?みたいなところもありますが、参考程度でお願いします。
あくまで僕がやってみた手法ですので、これが一番ということはないと思います。
やっていく中でいろいろ試して自分に合った方法に変えてみるのが良いと思います。
あ、大事なことを書くのを忘れていました。
コオロギを梱包するのは営業所に持っていく直前にしましょう!
すこしでもコオロギの負担を減らして、死着率の低減につながると思います。
では!